第12回。
たとえば
時計の針が30°動く時
その間に
私たちは
いったい何ができるだろう?
たとえば
携帯電話を玩ぶ時
その間に
私たちは
いったいどれほどの瞬間を失っているのだろう?
刻まれる「時」は
音とともに
人を縛り付ける
時間という見えない鎖に
やらなければならないこと
やりたいこと
やりたくないこと
すべてが鎖を構成しているから
だけれど
その鎖から
解き放たれたとき
人は心の中に
自由を手にする
私に自由が与えられるのは
いったい
いつのことだろうか
(とにかく忙しくしています(笑)。)